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モーリーのメモ

プログラミングやCG作成等、アプリ開発を中心に情報を収集中!

Blender(3DCG作成ソフト)でパネルを作る その2(完) - 材質・カメラ・照明・出力の設定

f:id:mmorley:20160106215024p:plain

 今回は、下記の記事の続きです。
mmorley.hatenablog.com
 その1では形状を作成しましたが、Blender等の3DCG作成ソフトで画像を作成するには、その他に材質・カメラ・照明等の設定を行う必要があります。
 どのような材質に、どのように光を当てて、どのようにカメラで撮るかを設定します。
 これらを思い通りに設定するのはなかなか難しいのですが、2DCGソフトで自力では出来ない表現ができます。

使用環境

作成手順

1.Blenderを起動

 ”その1”の続きから作業します。ここから作業する場合は下記のファイルを使用して下さい。
https://github.com/githubmorley/blog-files/blob/master/160101/blender.blend
リンク先のページ内の『Raw』を右クリックして、『リンク先を別名で保存』をクリックするとダウンロードできます。

  1. Blenderを起動
  2. 『File』-『Open』をクリック
  3. 上記のファイルを選択し、『Open Blender File』をクリック

2.3DViewの視点の移動

 視点を六角形のオブジェクトの真上にします。

  1. 六角形のオブジェクトを右クリックで選択
  2. Blenderの画面左下の3DViewのメニューの『View』-『View Selected』をクリック
    f:id:mmorley:20160105175219p:plain

3.3DViewの視点にカメラを配置

  1. キーボードの『control + option + 0』を押下

 カメラを配置するとともにカメラビューになります。

4.カメラを平行投影に変更

 今回はパネルの作成なので、パースのかかっていない平行投影にします。

  1. キーボードの『1』を押下し、3DViewを正面図にする
  2. カメラを右クリックで選択
    f:id:mmorley:20160106133759p:plain
  3. 『Properties』ウインドウの『Data』タブの『Lens』を『Orthographic』をクリックして選択

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5.Lamp(照明)のトラッキング(追跡機能)

 Lampが常に六角形のオブジェクトの方を向くようにします。

  1. キーボードの『7』を押下し、3DViewを上面図にする
  2. Lampを右クリックで選択
  3. キーボードの『shift』を押しながら、六角形のオブジェクトを右クリックして選択
  4. キーボードの『control + t』を押下し、『Track To Constraint』をクリック

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補足 Lampの向きは、Lampから伸びる破線で示されています。
ラッキングするとLampを移動させても常に六角形のオブジェクトの中心を
Lampが向くようになります。
カメラを常に被写体に向けたい場合にも使える機能です。
ラッキングは、トラッキングする側→される側の順に選択します。

6.Lampの位置の変更

  1. Lampを右クリックし、Lampだけを選択
  2. キーボードの『n』を押下し、数値パネルを表示
  3. 数値パネル上部の『Transform』-『Location』に下記のように入力
    • X:0
    • Y:6
    • Z:6
      f:id:mmorley:20160106204856p:plain
  4. キーボードの『n』を押下し、数値パネルを非表示

7.Lampの面光源に変更

  1. Lampを右クリックで選択
  2. 『Properties』ウインドウの『Data』タブの『Lamp』の『Hemi』をクリック

f:id:mmorley:20160106205313p:plain

8.レンダリングの背景を透明にする

  1. 『Properties』ウインドウの『Render』タブの『Shading』の『Alpha』をクリックし、『Transparent』を選択

f:id:mmorley:20160106205823p:plain

補助 デフォルトで設定されていますが、背景を透明にしてファイル出力するには
PNG』等のファイル形式と『RGBA』のカラーモードを選択している必要が
あります。
これらは『Properties』ウインドウの『Render』タブの『Output』
(上図右下)で設定できます。

9.六角形のオブジェクトの色の設定

  1. 六角形のオブジェクトを右クリックで選択
  2. 『Properties』ウインドウの『Material』タブの『New』をクリック
    f:id:mmorley:20160106183552p:plain
  3. 『Properties』ウインドウの『Material』タブの『Diffuse』の"色設定"をクリック
    f:id:mmorley:20160106184217p:plain
  4. 表示されたカラーボックスで色を設定
    • R:0.2
    • G:0.6
    • B:1.0
      f:id:mmorley:20160106185420p:plain
  5. 『Properties』ウインドウの『Material』タブの『Diffuse』の『Intensity(強度、明るさ)』を1.0に設定
    f:id:mmorley:20160106202137p:plain

10.レンダリングの実行

  1. キーボードの『F12(fn + F12)』を押下し、レンダリングを実行
補足 Macbookの設定によっては『fn』が必要になります。
3DViewに戻るにはキーボードの『F11(fn + F11)』を押下します。

11.画像ファイルの保存

 レンダリングした画像をファイルに出力します。

  1. 『Properties』ウインドウの『Render』タブの『Dimensions』の『Resolutions』で画像のサイズを設定(今回はデフォルトのまま)
  2. 『Properties』ウインドウの『Render』タブの『Output』の『Compression』でPNGの圧縮率を設定(今回はデフォルトのまま)
    f:id:mmorley:20160106213141p:plain
  3. キーボードの『F3(fn + F3)』を押下
  4. ”保存先のフォルダ”と"ファイル名"を入力し、『Save As Image』をクリック

下図は出来上がった画像です。
Gimp(画像編集ソフト)で余白を削除し、サイズを縮小しています。
f:id:mmorley:20160106213441p:plain

12.Blenderファイルに保存

 カメラや照明等の設定は流用できるのでBlenderのファイルに保存します。

  1. 『File』-『Save As ...』をクリック

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  1. ”保存先のフォルダ”と"ファイル名"を入力し、『Save As Blender File』をクリック

今回の成果物

 作成したBlenderファイルです。
https://github.com/githubmorley/blog-files/blob/master/160106/blender.blend
リンク先のページ内の『Raw』を右クリックして、『リンク先を別名で保存』をクリックするとダウンロードできます。

あとがき

 手順には書いていませんが、都度レンダリングを実行して確認しながら作業をしています。
 色合いは特に難しいですね。Blenderでは、灰色のまま出力してGimpで着色するのも良いかもしれません。