<今回やること!>
- アニメ調の雲を作成します。
写真のようなリアルな雲ではなくて、無作為にモコモコした雲を作成します。
記事中のキー操作については、Windowsの場合は『option』キーを『alt』キーに置き換えて下さい。
目次
カメラと照明の設定
カメラが常に原点を向くようにする
照明が常に原点を向くようにする
設定方法はカメラと同じです。
カメラの位置、タイプ、画角を設定
- 『3Dビュー』で、『control + option + 0』を押す
現在の視点にカメラが移動します。
- 『0』を押して、『カメラビュー』を解除
- 『Camera』を選択し、『プロパティ』の『データ』で、下図のように設定
- 『h』を押して、カメラを非表示にする
照明の位置、タイプ、強さを設定
- 『3Dビュー』で、『Lamp』を選択
- 『n』を押して数値パネルを表示し、下図のように設定
- 『プロパティ』の『データ』で、下図のように設定
雲の形状を作成
- 『3Dビュー』で、立方体を選択
- 『ツール』で、『スムーズ』を適用
- 『3Dビュー』で、『tab』を押して『編集モード』にする
- 『s』→『x』→『2』→『enter』を押して、x方向に拡大
- 『tab』を押して『オブジェクトモード』にする
- 『プロパティ』の『モディファイ』で、『細分割曲面』を追加
- 『細分割曲面』モディファイアを下図のように設定
- 『プロパティ』の『モディファイ』で、『ディスプレイス』を追加
- 『ディスプレイス』モディファイアで、下図のアイコンをクリック
- 『プロパティ』の『テクスチャ』で、『新規』をクリック
- 『画像または動画』で、『ボロノイ』を選択
- 『ボロノイ』のサイズを下図のように設定
モコモコのサイズを変えたい場合はこの数値を変更します。
- 『色』で、『カラーランプ』にチェックを入れて、下図のように設定
『1』側を黒に近づけると、モコモコの強弱の差が大きくなります。
雲のマテリアルを設定
- 『プロパティ』の『マテリアル』を下図のように設定
ここまでで下図のような雲が出来上がります。
雲のモコモコの形を変える
- 『3Dビュー』で、『shift + a』を押して、『エンプティ』-『十字』をクリック
- 『ディスプレイス』モディファイアで、『テクスチャ座標』を『オブジェクト』にして『オブジェクト』に『Empty.001』を設定
- 『Empty.001』を位置を動かすと、モコモコの形状が変化する
雲の周りにモヤモヤを付ける
- 『3Dビュー』で、『雲のオブジェクト』を選択し、『shift + d』→『enter』を押して複製
- 『プロパティ』の『マテリアル』で『+』を押して、新しいマテリアルを追加し、下図のように設定
雲の周りにモヤモヤが付きました。
あとがき
最初の形は大まかな形状を決めるものなので、直方体以外でも大丈夫です。
記事中の設定値をいろいろ調整して、最適なモコモコ具合を作ってみて下さい。