『Weight Paint』は、ボーンの動きに対してオブジェクトの各頂点がどの程度追従して動くか、その影響度合いを設定する機能です。
影響度は色で表されていて、頂点に色を塗って設定します。
私はまだ狙い通りに設定できないので、まずは色の塗り方がどのように動きに影響するかを調べてみました。
目次
『Weight Paint』塗り方による違いを比較
『Weight Paint』の塗り方が形状にどのように影響するか比較しました。
下図のようにメッシュを細かくした直方体を腕やひざに見立ててボーンを配置しています。
『Armature Deform』による設定
With Empty Groups
上 | 下 | 曲げ |
With Envelope Weights
With Automatic Weights
『Weight Gradient』による設定
上のボーンは上から、下のボーンは下からグラデーションをかけています。
上下のボーンで塗られる部分がある程度重複するように塗っています。
グラデーションの色の変化の仕方は『Curve』で設定することが出来ます。
『Curve』によるグラデーションのかかり方と動きの違いを比較しました。
ブラシは下記のように設定しています。
- Brush Weight:1、Strength:1、Brend:Mix
上 | 下 | 曲げ | Curve |
あとがき
滑らかに変形させるが難しかったので、とりあえず傾向を調べようと思ってまとめました。
上下のボーンで塗り分けるのかと思っていましたが、うまい具合に塗る範囲を重複させないとダメでした。