Cocosドキュメントは英語で書かれています。
私は英語が苦手なのでさっとは読めないのですが、ちゃんと読んだら何か良いこと書いてるかもしれません。
ということで、Cocosドキュメントを訳してみました。
今回は、『About Cocos』の章です。
Cocosドキュメントの場所
ドキュメントは、下記のサイトで見ることが出来ます。
『About Cocos』の章は『Cocosドキュメント』の下記の場所にあります。
- 『Cocos』-『Chapter1: Cocos Overview』-『About Cocos』
Cocosとは
Cocosは、Cocos2d-x、Cocos2d-js、Cocos StudioとCocos Code IDE等を含む、無料でプロフェッショナルなゲーム開発キットです。このスイート(パッケージ)によって、開発者は自分の役割に集中し、より合理化されたワークフローを楽しむ事ができます。開発者が簡単に連携して、より良いものをより早く開発することに集中できることで、ゲームスタジオの時間とお金を節約します。Cocosは、モバイルゲームを開発するための最も良い選択です。
Cocos2d-xは、OpenGL ESを使用したMITライセンスに基づくオープンソースのモバイルゲームエンジンです。それは99.37%といった高い互換性を持つクロスプラットフォームです。開発者はiOS、Android、Windows Phone、Mac向けのクロスプラットフォームのゲームをC++とLuaで構築することが出来ます。
Cocos2d-js もまたMIT Licenseに基づいており、クロスプラットフォームで強力なCocos2d-xエンジンのHTML5バージョンです。単一のJavaScriptコードベースを使用して、ウェブブラウザとiOS、Android、Windows Phone、Macを含むネイティブプラットフォーム上であなたのゲームを実行することが出来ます。ランタイムにより、ブラウザとネイティブ上で実行中のゲームは同じ効率を持ちます。現在、Qzone(中国のSNS)はJSゲームエンジンを多用しています。
Cocos Studioは、Cocos2d-xとCocos2d-jsに基づいた無料のクロスプラットフォームゲーム開発エディタで、2D/3Dゲームのシーンの構築、ゲームのUIや他のゲームリソースの編集を開発者が効率よく行うための手助けをします。TexturePacker、Particle Designer、Tiled Map Editor、3dsMaxやその他のすぐれたサードパーティリソースをサポートしており、Cocos Studioは異なるゲームスタジオのニーズに応じます。十分なリソースとテンプレートがあるので、Cocos Studioで始めるのは簡単です。
Cocos Code IDEは、『IntelliJ IDEA(Java言語など多言語対応の統合開発環境の1つ)』をベースにしたcocos2d-xのLuaとJavaScript向けの無料のクロスプラットフォームIDEです。これは、開発、デバッグ、およびリアルタイムでエフェクトをプレビューするための完全なツールキットです。
Cocos2d-xの最初のバージョン以来、Cocosはオープン、開放性、相互利益、原則の共有を順守しています。Cocosのエンジニアは、開発者がさまざまなゲームを、簡単に優れた効率性を持って構築できるように、様々な技術的困難を乗り越える努力をしてきました。開発者は、プロフェッショナルなトレーニングを受け、エンジンのソースコードを探索し、エンジンとツールの開発に参加し、成功したゲーム開発者とのコミュニケーションをとる機会を持ちます。私達の目的は、あなたが人気で価値のあるゲームを作成する手助けをすることです。
以上です。