モーリーのメモ

アプリ開発等(プログラミング、CG作成)、興味を持ったことを実践してまとめるブログです。

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日本語入力できるテキストオブジェクト作成アドオン:Blender

この記事の内容
  • 日本語のテキストオブジェクトの作成に役立つアドオンを紹介します。
    • 日本語を直接入力出来ます。
    • よく使うフォントを3つ設定しておくことで簡単に切り替えることが出来ます。
    • 無料で使えます。
 
 実際に使っているところです。
    f:id:mmorley:20210318230619g:plain
 
 Blenderでは編集モードでテキストオブジェクに文字を入力する際に日本語入力が出来ません。
 日本語のテキストオブジェクトを作る場合は、下記の手順が必要です。
  1. テキストオブジェクトを作る
  2. 日本語に対応したフォントを設定する(日本語に対応してないと正しく表示されません)
  3. 日本語入力できる場所で書いた文字列をコピペする
 
 今回紹介するアドオンは、この作業を簡単にするものです。
 さっそく、インストールと使用方法を説明します。

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複数のYoutubeのサムネイル画像をまとめて取得する!:Googleドキュメント

この記事の内容
  • Googleドキュメントで、『Youtubeの動画のURL』から『サムネイル画像』を取得出来るようにします。後述のスクリプトGoogle Apps Script)を貼り付けるだけで機能を追加出来ます。
 
 使い方はこんな感じになります。
 GoogleドキュメントにYoutubeのURLを貼り付けて、取得するサムネイルのサイズを選びます。
    f:id:mmorley:20210215172737p:plain:w600
 
 少し待つと、動画のサムネイル画像を取得します。URLの場合は動画のタイトルを取得します。
    f:id:mmorley:20210215173056p:plain:w600
 
 Youtubeの動画のリンクをサムネイル付きで整理しておくと、後で見返す際に内容が分かりやすいと思ってこのスクリプトを作りました。
 
 さっそく、やり方を説明します。
 作業にはGoogleアカウントが必要です。

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BVHファイル(モーションキャプチャデータ)をインポート!:Blender

この記事の内容
  • 無料で使えるBVHファイル(モーションデータ)を入手します。
  • モーションデータをBlenderに取り込んで簡易人体モデルを動かします。
  • 『"足を閉じた"モデル』と『"足を開いた"モーションデータ』の姿勢のズレを直します。
  
 今回作成するアニメーションです。走るモーションデータを簡易人体モデルに適用しています。
 ( ↓ gifファイルです。クリックすると動きます。)
 
 Blenderは、BVHファイル形式のモーションデータを利用できます。
 
 BVHファイルには、ポーズや動きが付けられたアーマチュアのデータが含まれています。アーマチュア(骨格)は、ボーン(骨)で構成されていて、モーションデータには、レスト位置(動きの基準となる位置)からのボーンの移動量と回転量が記録されています。なお、アーマチュア(骨格)とボーン(骨)は、グループとメンバーのような関係ですが、言葉としては同じ意味合いで使われることがあります。
 
 Blenderで作成したモデルに、アーマチュアを関連付けさせることでモーションを取り込む方法を説明します。アーマチュアの体型やレスト位置の姿勢(足の開き方)が作成したモデルと異なる場合の対処も行っています。
 
Windowsのキー操作で書いています。Macの方は以下のように変換して下さい。
 Window[Mac]キー対応:alt[option]、ctrl[control]、windows [command]

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Chromeのキャッシュの保存先をメインメモリ(RAMディスク)に変更する!

この記事の内容
  • SSDの寿命を確認します。
  • メインメモリの一部をRAMディスク(ハードディスクのような記憶装置)にします。
  • Chromeのキャッシュの保存先をSSD(ソリッドステートドライブ)からRAMディスクに変更します。
 
 SSDの性能値には、TBW(Total Byte WrittenまたはTera Byte Written)という寿命の目安になる項目があります。下表は私の使っているSSDの性能表です。
    f:id:mmorley:20200604085023p:plain
 200TBWは、総書込量(『書込→削除→書込』と繰り返し書き込んだデータのサイズ)が200TB(テラバイト)に達した頃にSSDが寿命を迎えるという意味らしいです。
 
 私の使っているSSDは、容量が同程度の中ではTBWが小さかったので気になっていました。現在の総書込量を調べるソフトがあるので、あとどれぐらい寿命があるのか調べます。
 
 SSDの寿命が気になったきっかけはもう一つあります。
 OSをSSDにインストールしていると、Chromeはキャッシュ(閲覧したサイトのデータ)をSSDに保存しています。普通にネットを見ただけでキャッシュのサイズは簡単に100MB(~数百MB)を超えるので、SSDの寿命的に大丈夫なのか?と思ったからです。
 
 ということで、キャッシュの保存場所をSSD以外に変更することにしました。
 
 調べたところ、保存先はメインメモリ(RAMディスク)が良さそうです。メインメモリは読み書きの速度速いですが、電源を落とすとデータが消えます。ですが、私はキャッシュを保存する恩恵をあまり感じてないので問題ありません。
 
 前置きが長くなりましたが、さっそくやってみます。

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マリオみたいな2Dアクションゲームを作る! その14 ステージ開始前の画面を作る:Cocos Creator

 ◆ Cocos Creatorスーパーマリオみたいな2Dアクションゲームを作ります。◆
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 こちらの記事の続きです。

 今回は、ステージの開始前に表示する画面を作成します。
    f:id:mmorley:20200521224741p:plain
 この画面は一定時間表示した後、徐々に薄くなって消えます。
 プレイヤーと敵は一時停止しており、画面が消えたタイミングで動き出します。
 
 この画面は、ステージが開始する前に少し時間を持たせる意味があります。
 プレイヤーが倒された後、再スタートする時に仕切り直す時間になります。

【 注意 】Cocos Creator v2.3.3は、VS Codeデバッグ実行でブレークポイントが機能しないバグがあので、v.2.3.2を使用して下さい。
 v.2.3.2は、Cocos DashboardのEditorのDownloadボタンからインストール出来ます。
 既存のプロジェクトのEditor Versionは、下図のように切り替えます。一度確認のメッセージが表示されます。

    f:id:mmorley:20200422191834p:plain

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マリオみたいな2Dアクションゲームを作る! その13 ビットマップフォントでスコア等を表示する:Cocos Creator

 ◆ Cocos Creatorスーパーマリオみたいな2Dアクションゲームを作ります。◆
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 今回は、前回作成したビットマップフォントを使ってスコア・ライフ・ステージ番号を表示します。
 またコインを取得した時、敵を倒した時にスコアが加算される処理を追加します。
    f:id:mmorley:20200515115743p:plain
 
【 注意 】Cocos Creator v2.3.3は、VS Codeデバッグ実行でブレークポイントが機能しないバグがあので、v.2.3.2を使用して下さい。
 v.2.3.2は、Cocos DashboardのEditorのDownloadボタンからインストール出来ます。
 既存のプロジェクトのEditor Versionは、下図のように切り替えます。一度確認のメッセージが表示されます。
    f:id:mmorley:20200422191834p:plain

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マリオみたいな2Dアクションゲームを作る! その12 ビットマップフォントを作成する:Cocos Creator

 ◆ Cocos Creatorスーパーマリオみたいな2Dアクションゲームを作ります。◆
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 こちらの記事の続きです。

 
 今回は、ゲームのスコア表示等に使うビットマップフォントを作成します。
 ビットマップフォント作成ソフトを使えば、アウトラインフォントをベースにして装飾(塗りつぶし・ふち取り・影付け)を加えたフォントを簡単に作ることが出来ます。
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 作業は『アウトラインフォント』と『ビットマップフォント作成ソフト』の入手から行います。どちらも無料です。
 作成したビットマップフォントはCocos CreatorのLabelコンポーネントで使用することが出来ます。
 
【 注意 】Cocos Creator v2.3.3は、VS Codeデバッグ実行でブレークポイントが機能しないバグがあので、v.2.3.2を使用して下さい。
 v.2.3.2は、Cocos DashboardのEditorのDownloadボタンからインストール出来ます。
 既存のプロジェクトのEditor Versionは、下図のように切り替えます。一度確認のメッセージが表示されます。
    f:id:mmorley:20200422191834p:plain

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