CoffeeScriptは、『CocosCreatorが現在サポートしている言語は、JavaScriptとCoffeeScriptだけです。』というアナウンスで知ったぐらいニワカです。
変な名前だな、ぐらいでスルーしていたのですが、ちょっと興味が沸くことがありました。
『JavaScriptの変数は関数の先頭で全て宣言したほうが良いよ!』という記事を見て、ちょっと面倒だなと思っていた時に『CoffeeScriptなら勝手にやってくれる』というのを知ったからです。
CoffeeScriptについて調べてみます。
CoffeeScriptとは?
そもそもCoffeeScriptとは?いうことですが、調べてみたところ『JavaScriptのシンタックスシュガーです。』という説明。
わからない言葉を調べたら、わからない言葉が増えました。
これも調べると、シンタックスシュガーとは同じコードを簡単に書くためのもの、とのことです。
つまり、CoffeeScriptは、JavaScriptのお決まりのコードを簡単に(短く)書くためのものです。
はてなブログ的には、HTMLの代わりに『はてな記法』で書く感じでしょうか。
処理的には、①CoffeeScriptのコードを書く→②JavaScriptに自動変換→③実行という流れらしいです。
メリット
主なメリットは
- 書くコードの量が減る
コード量がJavaScriptの2分の1ないし3分の1になる場合もあるようです。
- 上記の②の自動変換の時に、きれいなJavaScriptにしてくれる。
最初に書いた『JavaScriptの変数は関数の先頭で全て宣言したほうが良いよ!』を勝手にやってくれるというのがコレです。
デメリット
- 読むのに慣れがいる
短く簡潔に書くため、一見JavaScriptと別物です。
慣れがいるということは、他の人に読んでもらえなくなります。
- 実行時のデバッグは、JavaScriptのコード
実行されるのはJavaScriptに変換されたものなので、JavaScriptのコードをデバッグします。
CoffeeScriptのコードのミスは、慣れないと見つけにくいかもしれません。
- 流行りすたりがある
私が知らなかっただけで、CoffeeScriptは既にひと盛り上がりした後らしいです。
過去の遺物となる可能性があります。
当面私が気にするのは『CocosCreator』がいつまでサポートするかです。『CocosCreator』はリリースされたばかりなのでしばらくは大丈夫だと思いますが。
あとがき
他にデメリットとして開発環境が必要だ、というのを見ましたが、CocosCreatorを使う分には追加で用意するものはないです。
CoffeeScriptは、JavaScriptを知っている人が楽をするためのものという感じでしょうか。
楽をするには覚えることがあるので、その労力を避けるかどうかですね。
ただ、コードを人に見せる場合に、読める人が限定的になってしまうのは問題です。