顔のモデリングの超詳細手順その３口を作る！：Blender

　人型の3Dキャラクターの顔をモデリングします。
　

mmorley.hatenablog.com

　↑の記事の続きです。
　
　今回は、口を作ります。
　目と同じように、下絵を元にメッシュを張り直します。
　
　それでは作成を開始します！
　
　◆ このシリーズの目次 ◆

　
＊図は、クリックすると拡大表示されます。
＊Macのキー操作で書いています。Windowsの方は以下のように変換して下さい。
　Mac[Window]キー対応：option[alt]、control[ctrl]、command [windows]

使用環境

　私が使用している環境です。

Mac OS X El Capitan Version 10.11.6
Blender Version 2.79
ブラウザ：Google Chrome Version 76.0.3809.132 (64-bit)

口を作る

口の位置の面を削除する

ここから『3Dビュー』で作業

下図のように面を選択して、『x』キー→『面』をクリックして削除する

下絵から口を作る

ここから『3Dビュー』で作業

『3』キーを押して『ライト・平行投影』にする
『z』キーを押して、『ワイヤーフレーム』表示にする
鼻の下の頂点を選択した後、『e』キーを押して、下図のように下絵に沿って頂点を作る
＊下図と頂点の数を同じにして下さい。
- 出発地点の頂点（0個目とします）
- 1個目
- 6個目（最後）
追加したくちびるの頂点を選択する
　
『1』キーを押して、『フロント・平行投影』にする
『e』キーを押して、下図のように下絵に沿って面を作る
- 1回目
- 2回目
『3』キーを押して『ライト・平行投影』にする
『g』→『y』キーを押して、下図のように頂点を移動する
- 口の端
- 中間
  　
『tab』キーを押して、『オブジェクトモード』にする
ここから『ツール』パネルで作業
『スムーズ』をクリック
追加した口の面にスムーズを適用します。
ここから『3Dビュー』で作業
『tab』キーを押して、『編集モード』にする
下図のように、唇の合わせ目の"辺"を選択する
選択した"辺"の下にマウスポインタを置いてから『v』→『z』キーを押して、下方向に分離する
『v』キーを押す時のマウスポインタの位置で、分離する方向が変わります。
　
下図のように、2つ頂点を『g』→『x』キーで移動してから『f』キーで面を張る
- 1箇所目
  　
- 2箇所目
  　
下図のように頂点を選択して、『option + m』キー→『最後に選択した頂点に』をクリック

口の内側を作る

ここから『3Dビュー』で作業

『option』キーを押しながら、口の内側の頂点をどれか１つ右クリックして、下図のようにループ選択する
『control + i』を押して、選択範囲を反転する
『h』キーを押して、選択中の頂点を非表示にする
『a』キーを押して、頂点を全選択する
『e』→『y』キーを押して、下図のように押し出す
『,（カンマ）』キーを押して、『ピボットポイント』を『バウンディングボックス（選択範囲）の中心』にする
下図のように頂点を選択して、『s』→『z』キー→”-1”→『enter』キーを押して、上下の頂点の位置を入れ替える
- 1箇所目
  　
- 2箇所目
  　
- 3箇所目
  　
『option』キーを押しながら右クリックで、下図のようにループ選択した後、『e』→『y』キーを押して押し出す
　
下図のように頂点を選択して、『s』→『z』キー→”-12”→『enter』キーを押して、上下の頂点の位置を大きく入れ替える
- 1箇所目
  　
- 2箇所目
  　
- 3箇所目
  　
『option』キーを押しながら右クリックで、下図のようにループ選択した後、『e』→『y』キーを押して押し出す
　
『g』→『y』キーを押して、下図のように頂点を移動する
　
『f』キーを押して面を張る
もう一箇所も面を張る