モーリーのメモ

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モーリーのメモ

顔のモデリングの超詳細手順 その2 目の周辺を作る!:Blender

 人型の3Dキャラクターの顔をモデリングします。
 

 ↑の記事の続きです。
 
 今回は、目の周辺を作ります。
 目玉ではなくて、まぶたや目の奥のメッシュを作成します。
 
 それでは作成を開始します!
 
 ◆ このシリーズの目次 ◆
 
*図は、クリックすると拡大表示されます。
Macのキー操作で書いています。Windowsの方は以下のように変換して下さい。
 Mac[Window]キー対応:option[alt]、control[ctrl]、command [windows]

使用環境

 私が使用している環境です。

目の周りを作る

 円を使って面を貼り直す方がメッシュの形を整えやすかったので、下記の手順にしています。

目の位置のメッシュを削除する

    ここから『3Dビュー』で作業

  1. 『1』キーを押して、『フロント・平行投影』にする
  2. 下図の"辺"を選択して、『x』キー→『辺』をクリックして削除する
    f:id:mmorley:20190824124435p:plain:w300 f:id:mmorley:20190824124517p:plain:w300

目の位置に円を追加する

 円を追加して目の形にします。

    ここから『3Dビュー』で作業

  1. 『z』キーを押して、『ワイヤーフレーム』表示にする
  2. 『shift + a』キー→『円』をクリック

    ここから『ツール』パネルで作業

  3. 下図のように設定する
    *数値の入力欄の中で左右にマウスドラッグすると、『3Dビュー』で確認しながら数値を変更出来ます。『1(フロント)』、『3(ライト)』、『7(トップ)』キーで表示の切り替えながら、下絵に合うように数値を調整します。
    f:id:mmorley:20190823224412p:plain

    ここから『3Dビュー』で作業

  4. 頂点を1つずつ『g』キーで移動して、下図のように目の形を作る
    少し見えづらいですが、細分割曲面の曲線を下絵に合わせます。
    f:id:mmorley:20190824125102p:plain:w300

周りのメッシュと結合する

    ここから『3Dビュー』で作業

  1. 『,(カンマ)』キーを押して、『ピボットポイント』を『バウンディングボックス(選択範囲)の中心』にする
  2. 目の頂点をどれか1つを右クリック→『l(エル)』キーを押して、目の頂点を全て選択する
  3. 『e』→『s』キー→マウス移動後左クリックで、面を押し出す
    f:id:mmorley:20190824125255p:plain:w300
  4. 下図のように頂点を選択して、『option + m』キー→『最後に選択した頂点に』をクリック
    • 1箇所目
      f:id:mmorley:20190824131435p:plain:w300 f:id:mmorley:20190824131506p:plain:w300
    • 2箇所目
      f:id:mmorley:20190824134749p:plain:w300 f:id:mmorley:20190824134818p:plain:w300
    • 3箇所目
      f:id:mmorley:20190824134929p:plain:w300 f:id:mmorley:20190824135004p:plain:w300
  5. 下図のように頂点を選択して、『f』キーを押して面を張る
    • 1箇所目
      f:id:mmorley:20190824170923p:plain:w300 f:id:mmorley:20190824175421p:plain:w300
    • 2箇所目
      f:id:mmorley:20190907212334p:plain:w300 f:id:mmorley:20190907212351p:plain:w300
    • 3箇所目
      f:id:mmorley:20190907212415p:plain:w300 f:id:mmorley:20190907212428p:plain:w300
    • 4箇所目
      f:id:mmorley:20190907212606p:plain:w300 f:id:mmorley:20190907212619p:plain:w300
    • 5箇所目
      f:id:mmorley:20190907212658p:plain:w300 f:id:mmorley:20190907212722p:plain:w300
      *最後は頂点を5個選択して面を張ります。
  6. 『k』キーを押して、下図のように切り込みを入れる
    f:id:mmorley:20190824194608p:plain:w300
  7. 『tab』キーを押して、『オブジェクトモード』にする

    ここから『ツール』パネルで作業

  8. 『スムーズ』をクリック
    追加した目の周りの面にスムーズを適用します。

目の奥を作る

    ここから『3Dビュー』で作業

  1. 『tab』キーを押して、『編集モード』にする
  2. 『option』キーを押しながら、目の周りの頂点をどれか1つ右クリックして、下図のようにループ選択する
    f:id:mmorley:20190824201619p:plain:w300
  3. 『7』キーを押して、『トップ・平行投影』にする
  4. 『z』キーを押して、『ワイヤーフレーム』表示にする
  5. 『e』キーを押して、斜めに面を押し出して、まぶたの厚みを作る
    f:id:mmorley:20190824232458p:plain:w300 f:id:mmorley:20190824232619p:plain:w300
  6. 『control + i』キーを押して、選択範囲を反転する
  7. 『h』キーを押して、選択中の頂点を非表示にする
  8. 『a』キーを押して、目の周囲の頂点を選択する
    f:id:mmorley:20190824232737p:plain:w300
  9. 『,(カンマ)』キーを押して、『ピボットポイント』を『バウンディングボックス(選択範囲)の中心』にする
  10. 『e』キー→面を押し出す→『s』キーで拡大または縮小して、下図のように球状にする
    • 1回目
      f:id:mmorley:20190825112423p:plain:w300
    • 2回目
      f:id:mmorley:20190825112509p:plain:w300
    • 3回目
      f:id:mmorley:20190825112557p:plain:w300
  11. 『f』キーを押して、面を張る
    f:id:mmorley:20190825113928p:plain:w300
  12. 一番手前(y-側)の円"以外"を選択して、『s』→『z』キーで、下図のように縦方向に拡大する
    f:id:mmorley:20190825114053p:plain:w300

頂点グループを作る

 後で頂点を選択しやすいように、頂点グループを作ります。

    ここから『3Dビュー』で作業

  1. 『a』キーを押して、頂点を全選択する

    ここから『プロパティ』パネルで作業

    f:id:mmorley:20190825152605p:plain
  2. 『データ』タブを表示
  3. 『頂点グループ』の『+』を押して、『割り当て』をクリック
  4. 『Group』をダブルクリックして、名前を"eye"にする

    ここから『3Dビュー』で作業

  5. 『option + h』を押して、すべての頂点を表示する
 
 ここまでで、下図のようになりました。
    f:id:mmorley:20190907213853p:plain:w300 f:id:mmorley:20190907213832p:plain:w300
 
 続きは、こちらの記事です。