<今回やること!>
- こちらの記事でJavaScirptで作成したスクリプトをTypeScriptで書きます。
Cocos Creatorは、スクリプトをJavaScriptとTypeScriptで書くことが出来ます。
TypeScriptはJavaScriptから派生したもので、その名が示すように、型(Type)の定義が厳密になっています。
TypeScriptを使うメリットは、型定義が厳密であるがために、オートコンプリート(コードの自動補完)が確実に使えることです。JavaScriptの場合は値やオブジェクトの代入時に型が決まるので、オートコンプリートが機能しない場合があります。
そして型が厳密なことで代入ミスなどのケアレスミスが防げます。
TypeScriptに詳しい方からはメリットはまだまだあると言われそうですが、私がTypeScriptを使う1番のメリットは上記の点によりコーディングの効率が上がることです。また、とりあえずJavaScriptからTypeScriptへ書き換える場合には、それほど変更点がないのも良い点です。
以前、Cocos CreatorではCoffeeScriptが使用できましたが、現在は無くなっています。
ですがTypeScriptは、Microsoftが開発した言語で、エディタのVSCodeもMicrosoft製です。Googleの社内標準言語に採用されたとの記事がありましたし、人気のプログラミング言語でも上位に挙げられるので、将来性はありそうです。
TypeScriptのコードは、ファイルごとにまとめて記載します。
チュートリアルをやってない方は、チュートリアルの記事を御覧ください。